今週の『AERA』18年4月9日号巻頭特集、
『保険料「値下げ」の衝撃』にて立体イラスト掲載して頂いてます。
いつもながら、デザイナーさんの斬新なアイデアに 身悶えしながら楽しく制作しました。
人生ゲーム的なスゴロクの上に保険の営業マンを並べています。
気になる特集なので、是非覗いてみてください。
『DIME』18年3月号立体イラスト撮影メイキング
今発売中の『DIME』18年3月号に、立体イラスト掲載して頂いています。
投資運用に関する内容なので、興味をお持ちの方はご覧になってみてください。
掲載ページは2色刷りなのですが、元のカラー写真があまりに素晴らしかったので、
編集の方にお願いして写真を頂戴し、掲載許可をいただきました。
こちらです!
…神業! の一言に尽きます。
ついつい見とれてしまいます。
天使を吊り下げつつ、壮大な光の効果や、ドライアイスでの雲の表現等、
無理難題の雨あられなのに、見事に全てクリアして頂きました。
大きな照明機材をあっちにこっちに動かしながら、 時間をかけて丁寧に光の調整をしてくださり、
その上で、 いい塩梅のスモークが撮れるまで、何回もシャッターを切って下さいました。
今までも、いろんなカメラマンさんに凝った撮影をして頂きましたが、
今回ばかりはもうホント、光の魔術師かと思いましたよ。感謝です!
2色刷りの掲載ページは、こんな感じに仕上がっています。
雰囲気は出ているものの、当たり前ですが、限界はありますよね…。
雲はドライアイスで表現しています。
この水の入った状態で、スモークだけを被写体周辺に残しつつ、
写真には写り込まないように、鍋をえっさかえっさか動かすのですが、
私、ついつい急いで動かして、立体に水をぶちまけてしまい…、
すっかり足を引っ張っておりました(幸い立体は無事でした)。
そして、サブカットとして、こんな絵面も撮りました。
ヤバイです(笑)。
こちらは毒にも密にもなり得る仮想通貨の警告を促すカット。
同じ立体とはいえ、見事にハマったので笑いました。
というわけで、ブツ撮りマスターあってこその立体イラストでございます。
素晴らしいカメラマンさんの手にかかれば、こんな世界も作れてしまいます。
皆様も、これだというテーマがあったら、是非挑戦なさってくださいね。
各種雑誌で書評を掲載していただきました
今年もあと僅か。未だ仕事納め出来ず。
今年はいろんなことがありました。
個人的には、特に俯瞰図の分野で飛躍を遂げた一年でした。
東北大学の新校舎俯瞰図、日建設計のNADチームの俯瞰図、
世界の設計事務所の本の中国語版の出版、そして何よりも、
モロッコのジャジューカ村のイラストマップを描けたことが、
やっぱりどうしても、一番印象に残る、嬉しいお仕事でした。
『ジャジューカ モロッコの不思議な村とその魔術的音楽』
出版から二ヶ月経って、いろんな雑誌が書評欄で取り上げてくださっています。
『intoxicate』2017年12月号
『Music Magazine』2018年1月号
『レコード・コレクターズ』2018年1月号
『ラティーナ』2017年12月号
『通販生活』2018年春号
お手に取っていただけると嬉しいです。
本当に巡り合わせで、いろんな人のおかげさまで、 たまたま好きなことが出来ているんだと思います。
ご関係頂いた全ての人に感謝しています。
この年末年始も、年を跨いで沢山の俯瞰図を描いています。
俯瞰の範囲も、建物から飛び出して、どんどん広範囲になっていく。
情報量多くて、細かくて、なかなか大変な作業ですが、
必要としてくださる方がいる幸せを噛み締め、頑張ります。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
kucci拝
『ジャジューカ モロッコの不思議な村とその魔術的音楽』(ムジアーンズ・編/太田出版)発売!
『ジャジューカ モロッコの不思議な村とその魔術的音楽』(ムジアーンズ・編/太田出版)が 一昨日の10月26日に発売されました。
「ジャジューカ」とは、モロッコ北部に存在する小さな村で、そのごく狭い地域の中で、
親から子へと受け継がれて来た民族音楽が、何千年も演奏され続けている不思議な村の名称です。
1971年にブライアン・ジョーンズのアルバム『JOUJOUKA』で紹介されて以来、
世界に知らしめられたその言葉は、村の名称であると同時に、音楽の名称にもなりました。
2008年からは、世界中から50人限定のフェスティバルが開催される様になり、
ここ数年は友人たちが参加していて、とても面白そうだったので、
この夏私も思いきってモロッコに出かけてみたのです。
そのジャジューカのミュージシャンたちが、なんと来月来日公演を開催します。
アジア地域での公演は初めてのとのこと! 11月6日の東京公演は売り切れですが、11月3、4日のつま恋公演のチケットは まだ購入可能ですので、興味のある方は是非ご参加ください!
その来日公演を記念して、本が出版されることとなり、制作に関わらせて頂きました。
私が担当したのは、世界初!!ジャジューカ村マップ、夕日の落ちるモロッコ北部俯瞰地図の他、 村の衣服、村の住まい、家の俯瞰図、楽器のイラスト等々です。
また、村で行われる屠畜のレポートも執筆させて頂きました。
フジオ・プロダクション代表取締役で現代美術家の赤塚りえ子さん、
楽団のマネージャーであるフランク・リンさんのインタビューの他、
音楽評論家でラジオDJで中東料理研究家のサラーム海上さん、作家の戌井昭人さん、
文筆家の今村守之さん、タコ、ガセネタのボーカリストで文筆家の山崎春美さん、
音楽研究家で早稲田大学非常勤講師の渡邊未帆さん等、
とても豪華な執筆陣でバラエティに富んだ内容になっています。
書店に足を運ばれた際には、是非お手にとって頂けると嬉しいです!
何卒よろしくお願い申し上げます。
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kucci
『日建ジャーナル』32号にてNADチーム俯瞰図制作しました
これも先月になりますが、発行されるのをかなり楽しみにしていた一冊。
株式会社日建設計さんの広報誌『NIKKEN JOURNAL』2017年秋号にて、
NAD(NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab)チームの俯瞰図を描きました。
表紙もかっこいいので載せちゃいます!
本社の方は、かれこれ10年前くらいに『日経アーキテクチュア』(日経BP社)の取材で 描かせて頂いていたのですが、このNADチームは柔軟なアイデアを引き出す為の リラックス出来る環境作りが徹底されていて、本社と違ってかなりくだけた雰囲気。
靴も脱ぐしスーツの人もいないし、で、 取材自体、友人の事務所に遊びに行ってる様な感覚でとても楽しかったです!