秘宝館の女王
wordpress、試しがてらちょろちょろいじってみてるので、
ブログのデザインがころころ変わりますが、お気になさらず。
さて昨日は、私たち夫婦がの修復のお手伝いをしている蝋人形のオーナーであり、
秘宝館の女王こと、奥村瑞恵さんのグループ展「NEO春画展」に行って来ました。
入魂の神社は二週間で制作したとのこと。
ご神体に手を入れると、ち○ま○ネイルをしてもらえます。
そして今となっては販売中止のプリントごっこの貴重な残り電球(ピカッ)で
精巧に作られた自家製お札も頂けたり、至れり尽くせりの内容です。
彼女の作品だけでも一見の価値アリ!展示期間はあと2日!
浅草橋のArt Lab TOKYOにて、2月13日まで開催中!
いやしかし、この展示を見て、やはりと言うかなんと言うか…。
同じ空間で「秘宝館」と「アート」を目前にしてしまうと、
秘宝館の方が断然楽しめてしまうこの現実。。。
や。もちろん、楽しい面白いだけがアートではないのだけど
サービス精神って重要だよな〜、と。
秘宝館の面白さって、アートに無縁で無意識過剰な館長さんの規格外の発想が
「え!そんなアホらしいもん作るの?ま~仕事だからいっか」っていう業者さんの
これまた自意識なんてものが絡み様のない超現実な現場の精巧な手技に於いて
館長の歪みそのままに具現化されてしまう、というオソロしさに尽きると思うんですよね。
発注だからこそ、制作過程が異常にカラッとしていて、業も抜けるというもんだし。
一方、アート界は、、、自意識の不良債権(ⓒ渋谷直角)、という印象。。。
かくいう自分もファインアートやってた頃は自家中毒気味な作品を作っていたもんな。
商業美術でサービス精神旺盛にポップなことやってた方がスッキリ伝わってるもんな。
平たく言えば、作品にも社会性が必要ってだけの話しなのかもしれませんが。
まあ単なるボヤキです。難しい問題です。失礼をばいたしました。