『プレNEOシリーズ せかいの図鑑』2016年 A/小学館

小学館『プレNEOシリーズ せかいの図鑑』本日発売です!

今回新たに制作したのは、左ページの上中央「ロシア」と下3つめの「インド」、右ページ上中央「ボリビア」です。皆さんはどの子が好きですか?

 

日本、中国、韓国、フィリピン、ブラジル、フランス、エジプト、このチョイス、何だと思います?今日本に在住されてる外国人の多い順なんだそうです。街で出会ったら、ここに載ってる挨拶を交わしてみたいですね!

 

積み木の組み方もデザインしました。左から、マサイ族、日本、スペイン、ペルー、ブータン、ロシア。ロシアの子が演奏しているのはバラライカという楽器です。

 
昨年9月、えらいことになっていた理由の大半はこれ。半年程経ってようやく発売となりました。昨年の『にっぽんの図鑑』に続き、今年はオリンピックに向けて『せかいの図鑑』です。
 
世界の民族衣装人形は、10年程前からライフワークとして少しづつ制作して来たものですが、今回初の書籍デビューとなりました。私にとっては「子どもたち」の晴れ舞台、嬉しい限りです。冒頭の見返しページ『せかいのふく』をドーンと飾っています。
そして今回のために制作した人形達は、目次後すぐの『「こんにちは」のあいさつ』ページと『うたで せかいが つながる』のページで使って頂いています。他に平面のイラストも載っています。
 
私が小さい頃に抱いた様な、イッツ・ア・スモールワールド的な世界観を、今時の子ども達が同じ様に抱けるのかどうか。
でも色とりどりのローカルな紋様やスタイルの衣装を纏った子どもたちが、それぞれに輝いて存在している世界は、多様な生き方が許容される世界の象徴で、私にとってはユートピア。世界のはじまりです。ピュアすぎるかな。
子どもたちの心に少しでも届きます様に。

小学館の特設サイト(表紙と裏表紙にも使って頂いています!)
 
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世界の設計事務所の俯瞰図描きました

『日経アーキテクチュア』15年12月25日号/日経BP社 昨年末の『日経アーキテクチュア』15年12月25日号「世界のトップ、仕事の流儀」にて、 世界トップクラスの設計事務所4件の俯瞰図を描きました。 実は俯瞰図が表紙に載ったのは初めてだったので、とても嬉しかったんです。 上記の号では4点掲載されたのですが、先日発売の16年2月11日号で、 更に1点掲載して頂きましたので、まとめてご紹介させて頂きます。 超絶細かいので、クリックして大きくして、見て下さい!

●ホプキンス・アーキテクツ(イギリス)▼

  nk-ar151225hopkins648   ●ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(アメリカ)▼ nk-ar151225PCP700

●OMA(アメリカ)▼

nk-ar151225oma782   ●ゲンスラー(アメリカ) nk-ar151225gensler1000

●フォスター・アンド・パートナーズ(イギリス)▼

nk-ar160211foster1000 十八番は立体だけど、出来たものを見ることに関しては、 俯瞰図の方が好きなくらいかもしれません。 寝てる人、ノビをしている人、お喋りしている人、 細かく探すといろいろいるので、楽しんで眺めてみて下さい。

秘宝館の女王

wordpress、試しがてらちょろちょろいじってみてるので、 ブログのデザインがころころ変わりますが、お気になさらず。 さて昨日は、私たち夫婦がの修復のお手伝いをしている蝋人形のオーナーであり、 秘宝館の女王こと、奥村瑞恵さんのグループ展「NEO春画展」に行って来ました。 入魂の神社は二週間で制作したとのこと。 ご神体に手を入れると、ち○ま○ネイルをしてもらえます。 そして今となっては販売中止のプリントごっこの貴重な残り電球(ピカッ)で 精巧に作られた自家製お札も頂けたり、至れり尽くせりの内容です。 彼女の作品だけでも一見の価値アリ!展示期間はあと2日! 浅草橋のArt Lab TOKYOにて、2月13日まで開催中! いやしかし、この展示を見て、やはりと言うかなんと言うか…。 同じ空間で「秘宝館」と「アート」を目前にしてしまうと、 秘宝館の方が断然楽しめてしまうこの現実。。。 や。もちろん、楽しい面白いだけがアートではないのだけど サービス精神って重要だよな〜、と。 秘宝館の面白さって、アートに無縁で無意識過剰な館長さんの規格外の発想が 「え!そんなアホらしいもん作るの?ま~仕事だからいっか」っていう業者さんの これまた自意識なんてものが絡み様のない超現実な現場の精巧な手技に於いて 館長の歪みそのままに具現化されてしまう、というオソロしさに尽きると思うんですよね。 発注だからこそ、制作過程が異常にカラッとしていて、業も抜けるというもんだし。 一方、アート界は、、、自意識の不良債権(ⓒ渋谷直角)、という印象。。。 かくいう自分もファインアートやってた頃は自家中毒気味な作品を作っていたもんな。 商業美術でサービス精神旺盛にポップなことやってた方がスッキリ伝わってるもんな。 平たく言えば、作品にも社会性が必要ってだけの話しなのかもしれませんが。 まあ単なるボヤキです。難しい問題です。失礼をばいたしました。

こども食堂のロゴを作りました

さてさて。 ブログが無くなっている間はですね、いろいろ忙しかったのです。 お知らせすることも盛り沢山なのです。 まずはこちら、「こども食堂ネットワーク」のロゴを制作させて頂きました。 こども食堂って、ご存知ですか? 家庭の事情で孤食せざるをえない子ども達に、一人でも行ける食堂を!と、 一般市民の方々が、自らの善意で立ち上げ始まった事業なのです。 縁あって、この素晴らしい活動をつなぐネットワークのロゴを作らせて頂きました。 粘土製の手作り感溢れる拙いロゴですが、 手作り感溢れる活動のシンボルとなってくれたら嬉しいです。 近くにいる困ってる人に、近くにいる余裕のある人が手を差し伸べる。 ただそれだけの、とてもシンプルで簡単なことの様ですが、 システムが複雑化して地縁の薄れた現代では、なかなか難しいことに感じてしまいますよね。 私自身、フリーで、セイフティネットのない職業をしていると、 誰にも手を差し伸べてもらえない孤独感を身に沁みて感じることもありまして、 だからこそ、まずは自分から一歩踏み出さなければ、さて何が出来るかと、 しばしば考えるのですが、いざ自分に矛先を向けてみると、時間がないだの金がないだの、 動き出す前に困難な条件を幾つもシュミレってしまってる。 …あれれ?そんなこんなヤヤコシイ言い訳が、 世知辛い世の中を作っているんじゃなかったっけ? だから、この「こども食堂」のニュースを最初に見た時、 なんかすごくスッキリして、勇気が湧いて、本当にいいなー!と思いました。 そして、まさかそのロゴを作らせて頂けるなんて!と、とても光栄に思いました。 たかが文字だけど、それぞれが楽しい場所になる様に、心を込めて作りました。 このサイトを見て、たくさんの人たちが、 自分に出来ることをちょこっと踏み出してくれたら嬉しく思います。 きっと無理をしなくても、ちょっとしたおせっかい程度でも、 誰かの心に届くんじゃないかと思います。 余談ですが、安藤さくら主演の「0.5ミリ」って映画、 そんなちょっとの距離感を描いていて、すごく心に沁みました。

ブログ復活しました

ご無沙汰しております。

昨年ブログが消失してしまい、しょうがないので最新情報等はfacebookにアップしていたのですが、
あっちだと、何か、どうも、落ち着かないので、性懲りもなく復活しました。

せっかくなのでwordpressを使い慣れてみようと思いまして、おそるおそる、テストみたいな投稿が続くと思います。
数少ない閲覧者の皆様、再びよろしくお願いしますね。