大日本図書『たのしいせいかつ』しかけイラスト描きました

先日ご紹介した保健の教科書に続いてもう一つ。 同じ大日本図書さんの生活の教科書『たのしいせいかつ』「がくしゅうどうぐばこ③夜の 長さって どの くらいかな?」のイラストを担当させて頂きました。 こちらは小学2年生が使う教科書です。 イエーイ夜だ!目が覚めた!みたいな、すっかりダメ〜な大人になってしまった私からすると、もはや遠い過去の記憶なのですが、確かに7歳くらいの頃の「夜」って全く「未知」の世界だったんですよね。暗くて怖い。でも大人の秘密がいっぱい詰まってそうでどこか惹かれる魅惑の世界…。 このページではそんなドキドキの夜の世界を探検できるのです。 ページを開くとまずは昼の街角の絵が出てきます。 子どもたちにとっては見慣れたお馴染みの世界です。 右ページには懐中電灯…? これ、なんでしょうね?
イラストのおにいちゃんの様に、これをハサミで切り取って、 次のページを開くと、 あれれ? 真っ暗。。。 暗くて怖い未知の世界、、ィ夜! そこで、さっきの懐中電灯が登場です。 これを持って夜の街を探検してみよう! セロファンの下に挟むと…、 あ!公園に人がいる! 消防車も走ってる!夜の街もけっこう賑やかなんだ… 夜中なのに働いてる人もいる! おじさんたちが見回りしているね コンビニは24時間空いてるんだ!大変だなぁ… と、ここまで書いてたら脳内にある曲が浮かんできました。 夜が 夜に夜る夜 夜は夜を夜る夜と夜〜 夜は 夜を夜る夜 夜が夜に夜る夜の夜〜 「かっこいい男とかっこいい女」、横山剣さんと、今は亡き😢渚よう子さんの唄う名曲「夜のエアポケット」! そういえば、剣さんの初期の曲には「夜の境界線」「夜のヴィブラート」「アメ車と夜と本牧と」「薄幸!深夜妻」「真夜中のストレンジャー」などなど、やたらと夜の曲が多かった。 昭和に育った私にとっても、ィ夜は「かっこいい男とかっこいい女」が眩いネオンの街を闊歩するかっこいい世界!(ファンタジー)だったので、あの頃に感じていた「見ちゃいけないものを覗いて見る」よなドキドキ感を脳内で再生しながら描いてみました。 今の子にとってはもう少し、夜は身近な世界なのかもしれませんね。 でも「未知の世界」がいつでも日常のすぐ隣にあるって思う感覚、子どもにとって大切な気がするなぁ。 それにしても、こんな楽しいしかけページがあるなんて、今時の教科書ってなんて楽しいんだ!羨ましい。 最後に。 こちらがイラストの全貌です。 同じ街の一角ですが、昼と夜とではまるで別の世界。 でもよくよく探してみると、あのお兄さんもお姉さんも、あのおばさんもおじさんも、昼間に見た時とはまたちょっと違った姿で登場しているかもしれないですよ。  

大日本図書「たのしいほけん」3・4年/「たのしい保健」5・6年表紙イラスト掲載

来年度の小学校保健体育教科書の表紙イラストを担当させて頂きました。

「たのしいほけん」3・4年/「たのしい保健」5・6年(大日本図書)

初めての教科書のお仕事です。

3・4年は学校が舞台、5・6年は地域や家庭が舞台です。いろんな人との関わりの中で、めぐる季節の中で、すくすくと育つ子どもたちを元気いっぱいに描いてみました。あなたに似た子を見つけたかな?

俯瞰図の手法だと、特定の場所に限定されがちなのですが、編集者さんやデザイナーさんと推敲を重ね、なるべく幅広いシーンが描けるように構成を考えました。今まで描いた俯瞰図との一番の違いは、壁がないこと。壁を取っ払うことで格段に子どもたちの元気パワーが炸裂しました。


また、本文でも見開き5枚の俯瞰図を描いています。

3・4年「毎日の生活とけんこう」
3・4年「育ちゆく体とわたし」
5・6年「心の健康」
5・6年「けがの防止」
5・6年「病気の予防」

ページ上部の子どもたちを探しながらそれぞれのテーマについて考えていくページです。
私自身は教科書を使わない小学校に通っていましたし、今も子どもがいないので、子どもたちがこの教科書を使ってどんな風に学習してくれるのか、いまいち想像できないのですが、楽しみながら学んでくれると良いなぁ。

来年の4月、たくさんの子の手に渡るのが今から楽しみです。

『教室の窓 低学年版』第3号にて俯瞰図掲載

しばらく立体イラストのお仕事が続いていましたが、 久しぶりに俯瞰図のお仕事のご紹介です。 『教室の窓 低学年版』第3号(東京書籍)にて 教室の俯瞰図掲載して頂きました。 こちらは先生に配布される機関誌で、 季節による教室環境の工夫の仕方を俯瞰で紹介しています。 小さなこだわりが楽しいですね。

世界の建築事務所俯瞰図が一冊の本になりました

昨年から今年にかけて『日経アーキテクチュア』誌上にて、世界のトップクラスの建築事務所の俯瞰図を描かせて頂いたのですが、その俯瞰図6点が『名建築が生まれた現場』(日経アーキテクチュア|江村英哲+菅原由依子・著/日経BP社)という書籍に掲載されました。 meikenchiku01 かっこいい表紙です! 俯瞰図の脇に添えた各社名称の描き文字が表紙に…! 最初から表紙になるなんて意識して描いてたら、きっと力み過ぎて、こうは描けなかった。。 meikenchiku02 Renzo Piano Building Workshop meikenchiku03 Pelli Clarke Pelli  Architects meikenchiku04 Foster+Partners meikenchiku05 OMA NY OFFICE meikenchiku06 Hopkins Architects meikenchiku07 Gensler こうやって並べると、それぞれを描いてた時を思い出します。 時間が出来たら、一読者としてゆっくりゆっくり眺めてみます。 やっぱり本になって、しかも6点も掲載されると、嬉しいものですね。 建築好きな方、俯瞰図や間取り好きな方、海外での活躍を目指すクリエイターの方、 書店に並んだら、是非お手に取ってみて下さい。発売は9月5日です! よろしくお願いいたします。 保存 保存 保存 保存 保存 保存 保存 保存 保存 保存