今週の『AERA』18年4月9日号巻頭特集、
『保険料「値下げ」の衝撃』にて立体イラスト掲載して頂いてます。
いつもながら、デザイナーさんの斬新なアイデアに
身悶えしながら楽しく制作しました。
人生ゲーム的なスゴロクの上に保険の営業マンを並べています。
気になる特集なので、是非覗いてみてください。
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こちらも昨年末のお仕事ですが…
前回に引き続き、アップしそびれていたお仕事のご紹介です。
『AERA』16年12月19日号特集にて、大学のジオラマを作りました。
中央に明治時代の校舎、右に昭和の高度経済成長期の校舎、左に平成校舎です。
他にテニスコートや銀杏の木、人間等も作りました。
この後のページでも、たくさんのカットを掲載して頂いております。
建物を、背景ではなく単体で作るのは珍しく、いざ主役にしてみると、
明治、昭和、平成、それぞれに表情があり面白いです。
特に、高度経済成長期の校舎は母校の校舎をもろ参考にいたしまして、
実際の建築物を模してると、シンプルな様でいて意外と凝っていることに気づいたり、
もっと簡単に作れると思ってたんで、、なめてました。巨匠の建築。。
何の効果を狙ってわざわざこんなことをしているんだろう?等々、
意匠の勉強になりましたよ。
とはいえそんな細かいところ、この写真だと全然解りませんね!
また今度、作品も単体でアップしたいと思います。
平面と立体のミクストメディア!
昨年秋から年末年始にかけて、私用でバタバタしておりまして、
だいぶブログの更新を怠っていたのですが、その間にもなかなか面白い試みをしておりました。
お馴染みの『AERA』ですが、16年10月31日号にて、初の試み、
立体イラストと平面イラストのミクストメディア(混合技法)、です!
「プログラミング」という、ビジュアルにしにくいテーマですが、
いつも誰も思いつかない様な、斬新なアイデアを提案して下さるデザイナーさんから、
「テトリス状の立体に平面を絡める」というご依頼を頂いた時には、血湧き肉踊りましたデス。
立体イラストレーターを名乗りながら、平面イラストも描いているわたくし、に、
こういう提案をして下さった方は初めてなのです。
プロセスとしては、
1. 1cmの立方体木材を購入。3つづつ組み合わせ同じ形を作り、4色の立体を制作。
2. 立体でビジュアルパターンを組み合わせ、スケッチ写真を撮影。
3. 写真にハマるイラストラフを描く。打ち合わせで、7種類に厳選。
4. カメラマンの方に立体を撮影して頂き、写真素材を頂く。
5. それにあわせてイラスト本番を描き、データ送信。
どうでしょう?意外とシンプルなプロセスだと思いません?
イラスト部分を1色にするというのも、デザイナーさんの提案で、スッキリと無機的なものを、
人の手で有機的に扱うという、記事の内容に即した、狙い通りの絵柄が作れたと思います。
そもそも、
昔は普通に絵を描いていたわたくし、立体を作り始めたきっかけは、
絵の中に立体の陰影の様なメリハリが欲しい!という欲求だったので、
そんな学生時代の初期衝動をやっと一つ実現出来た様な、嬉しいお仕事でした。
良いアイデアが閃いても、実現するには面倒くさそうで、お蔵入りになってしまうことってありますよね。
もし今度、そんなアイデアを思いついたら、お蔵にしまい込む前に「ちょっと待てよ?」と一呼吸、
「そうだ、kucciに聞いてみよう」なんて、思ってくれたら嬉しいです。
意外と、思ってるより簡単に、実現出来ちゃうかもしれませんよ。
『AERA』8月22日号大特集「先生が忙しすぎる」
今週の『AERA』8月22日号大特集「先生が忙しすぎる」
巻頭で立体イラスト掲載して頂いております!
学校校舎で撮影して頂いたため、人形のリアリティも倍増!
この後数ページに渡って掲載して頂いております。
すっかり教育の現場に縁がなく、なかなか知り得ない世界なのですが、、
教師の方、こんなに業務が多いのですね。。
その上、親御さんや政府まで多方面に気を使い、、、お疲れさまでございます。
他に、個人的に興味深かった記事は、
「授業で戦争否定したら「偏向」?自民「密告サイト」の狙い」
「胃袋の国際交流 東京でアジアを食べる!」
「【お言葉公表】象徴天皇の「事業継承」プロジェクト始まる」
等々。
教職関係の方必読の一冊です!是非ご一読を!
共働きの朝風景ジオラマ作りました
今週の『AERA』16年5月30日号の巻頭特集で、簡易なジオラマ作りました。
子育て共働き夫婦の朝風景、こんな感じでバタバタなのでしょうね。
お母さん、トップスだけ出勤用にスタンバイ、だけど下ジャージだし。
お父さんはゴミ出し係で、一足先に出勤です。
坊やは慌ただしい両親に呆然と…。
切実な読者さんがたくさんいそうな特集です。
働くお母さん(お父さんも)、陰ながら応援しております!
そして今、平面だし、媒体も内容もまるで関係ないのだけど、
この状態の夫婦が「もう無理〜!」ってな感じで、
妻の実家に転がり込んで安心して暮らしてる後日談、みたいな絵、描いてます。
と言っても、そんなテーマじゃないし全く関連のないお仕事なのですが、
自分の中でだけ、勝手にストーリーがつながってたりして、
たまにあるんですよね、こういうこと。