『にほんでんとう絵じてん』2016年/三省堂

『にほんのでんとう絵じてん』(三省堂)本日発売です!

『にほんのでんとう絵じてん』(三省堂)本日発売です! 子どもの頃大好きだった竹馬を作るの、とても楽しかったです! 私は「おばあちゃんのいる田舎」に行ったことがないので、こういう情景ちょっと憧れありますね。 けど、いまのおばあちゃんってもっと若いので、この方ひいおばあちゃんかも(笑)。

20年も続いているシリーズの新刊の、表紙立体イラストを担当させて頂きました。 知ってる様で全然知らない日本の伝統。 辞書で有名な三省堂さんからの発行なので、後世まできちんと伝えられる様、丁寧に編まれた内容です。

大人がちゃんと認識してお子さんに伝えられる様、大人向けの解説も充実しています。 例えば、「にほんの ぎょうじ」の章「けっこんしき」の解説では、 平安時代には「妻方が婿を認める婿入り婚」であったこと、 「鎌倉時代になり武家が登場すると、父権性が成熟していき、嫁入り式の婚姻が定着」した、等々、 なんとなくしか知らなかったことばかりで面白く、とても勉強になりますよ。 個人的には、「にほんの よそおい」の章なんか、着物について詳しく書かれていて、 イラストの資料としても非常に便利と思ったり。 最近は、ネットに留まらず、間違った認識で伝統を語られてる方が 多い様に感じるので、こういう本の存在って本当に大事ですよね。 3〜7歳向けなので、お子さんのいらっしゃる方、是非書店で覗いて見て下さい!